2008年5月16~18日 出雲大社ツーリング
出雲大社で60年に1度の屋根の葺き替えの為に御神体が本殿から仮住まいに移され、
本殿内部が公開されている、これは行くしかない。
公開期間は2008年に4回、都合の良い5月の公開日に行くのである。
5月16日
夜8時半出発、集合場所の姫路バイパス別所PAへ向かう。
1時間で到着、同行のポポンはすでに到着、ルート検討後西へ向けて出発。
福田ICで降りてR179出雲街道を走る、信号は殆ど点滅、車も少なく実に快適。
津山からR181でさらに西へ、米子を目指す、久世を越えると気温もどんどん低くなり、
道路脇の温度計は6度、更に霧も深くて寒くて辛くなってきた。
寒さに震えながらもなんとか米子に到着、時間はすでに3時だ。
そろそろ眠いし今夜の野営地を探さなければならない。
近辺では安来に十神山キャンプ場があるようなので行って見る。
が、暗くて良く分からん、それらしき看板のあるところを見つけ中を探ると東屋発見。
キャンプ場ではないようだが都合よくベンチもありトイレもある。
ということで迷わず決定、シュラフに包まって就寝は3時半だった。
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野宿にはうってつけのベンチ付き | 十神山ふれあいの森の東屋 |
5月17日
6時に起床し出発、まずは昨夜見つけられなかったキャンプ場を調査し、R9沿いの
JOYFULLで朝食取って出発。朝のラッシュに少し巻き込まれながら県道経由で出雲到着。
出雲大社へ近づくとすでに車の列が、、、時間は9時前だがもう拝観車の渋滞が始まっている。
出雲大社へは9時に到着、駐車場はほぼ満杯、入口近くに駐車して早速着替える。
本殿を参拝するには、神様に失礼のない服装でないと中に入れない為だ。
長袖カッターシャツとズボンに履き替える、通りかかったおじさんと話をすると
長蛇の列に拝観を諦めたらしい、、、、もうそんなに並んでるのか????
中へ入ると確かに長蛇の列だ、受付が良く分からず最後尾も良く分からない
最後尾を探しているうちに本殿を1周してしまった、どうやら列は本殿を2周しているようだ。
やっと最後尾に着くと係りの人が3時間半待ちとなると言っていた、、、。
腰に不安があるがとりあえず並んで、無理ならリタイヤすればいいかと並ぶ。
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これから拝観、ポポンはネクタイしてます | 並んで1時間半、本殿まではまだ半分、、、。 |
日向は暑く、日陰は寒い、列が進むのを3時間少し待ってようやく受付に到着。
記帳して特別拝観之証を頂いていよいよ中へ。
現在の本殿は260年前に建造されたもので、内部の天井には八雲の絵が描かれている。
が、何故か7つしか雲が無いのは永遠の謎だそうである。
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この先は撮影禁止 | 3時間半並んだ記念品 |
本物の八雲の絵はとても260年前の物とは思えないほど色合いが鮮明。
実物は写真で見るのとは随分違いとても大きい絵であった。
もちろん撮影禁止なので写真は取れなかった。
1分間ほど見させてもらって拝観終了。
そろそろ1時である、今後の検討の結果取り合えず島根半島を回ることに。
出雲大社横から半島へ出て日本海に沿って東へ走る。
天気良くて暑い位だが走るのにはベストな気候。
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何故かさざれ石が、、、 | 島根半島の景色いい所で休憩 |
海沿いにずっと走り適当なところで海を見ながら昼食、横手林道は
通行止めだったので宍道湖に出てR431で松江に向かう。
すでに4時である、今夜の野営地は境港公共マリーナに決定して境港へ向かう。
中海を突っ切る道を通り大根島経由で境港へ、買出し後弓ヶ浜のキャンプ場へ。
テントを張って、後は温泉である。すぐ近くにある「みなと温泉館」へ行く。
滑りの多いナトリウム炭酸泉、露天風呂からは目前に釣り人と大山と日本海が良く見える。
設備は整っていて景色もいい、80コンドー。
上がって、すぐ近くのでかいスーパーでビールとつまみ購入してサイトに戻って宴会開始。
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みなと温泉館、景色最高 | いつもの宴会風景、久しぶりにガスストーブ使用 |
少々風が強かったが星と広い浜、離陸する飛行機が同時に楽しめる芝のサイトは
道路の騒音が無ければ文句なしだが貸切であった、今回は日付変わる前に酔っ払って就寝、、、。
走行距離:469km
5月18日
7時に起きて昨夜の残りを平らげてから出発。
まずはお決まりの大山へ向かう、途中で偶然見つけた酒蔵で地酒等購入。
少し走って大山放牧場で大山牛乳飲んだりとなかなか前に進まない。
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大山放牧場から大山を望む | 鬼女台から大山を望む |
鏡ヶ成から蒜山へ下って道の駅蒜山で昼食を取る。
その後、マップルには載っていない湯原温泉近くの野湯へ向かう。
が、行って見ると掃除の為なのか栓が抜かれていて垂れ流し状態、、、。
湯を確認すると少々温めであるが洗面器にためて手を浸けるとかなりのぬめりがある。
指先を少しつけてもすぐにつるつるに成る程凄い湯である。
おそらく30度無い位の湯温だろうが夏にはぴったりの湯であることは間違いない。
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茅森の露天野湯、湯が抜かれていた | 湯原温泉の南の県道55を入ってすぐの茅森集落にある |
仕方ないので次の温泉、小森温泉へ向かう。
何度も来ているが、やはりいい。汗が止まらないほど良く温まる湯、流石元藩営温泉。
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小森温泉、脱衣場 | 小森温泉、湯船 |
時間も4時だし、後は帰るだけである。
岡山下道高速と呼ぶにふさわしい快適ペースでR484~県道90~県道5と繋いで
再びR197の福田ICから姫路バイパスに乗って帰宅。
久しぶりの出雲大社に大山と山陰の美味しいところを堪能出来ていいツーであった。
出雲大社の本殿、次の公開は60年後、、、か、、、。
しかし、夜走るには少し早かったなぁ、、、。
走行距離:355km
総走行距離:824km