2009年3月29日 三田 虚空蔵山 登山
本日も晴天にて近場の低山に行くのである。
10時前に出発、三田フラワーパークバイパスを通過し藍本を目指す。
良く晴れているが風が冷たい、道路脇の温度計は9度と表示されている。
無人の藍本駅にバイクを停めて登山準備して11時頃出発。
駅のすぐ傍に酒垂神社と言うのがあったので寄って見る。
解説によるとスサノオノミコトを祭神とし860年に天然の霊窟から垂れ出る酒が
発見され、これを飲んだ人は病気が忽ち治った事が縁起らしい。
![]() |
![]() |
無人のJR福知山線藍本駅 | 酒垂神社 |
登山道へは暫らく舗装路を歩き、中国道をくぐった辺りから登山道が始まった。
虚空蔵山まで1000mとの案内がある。
登山道を進むと石舟なる物があった、虚空蔵堂へ行く人はこの霊水で手を洗えとある。
確かに自然石が舟の様な形になっており水も綺麗だ。とりあえず洗っておく。
![]() |
![]() |
虚空蔵山登山口 | 虚空蔵山登山道表参道 |
表参堂と言うらしい登山道は徐々に傾斜がきつくなり一汗かく頃虚空蔵堂到着。
解説では聖徳太子の建立とあるが現在の本堂は17世紀に再建されたものらしい。
一服して再出発、虚空蔵山頂上まではあと800m。
登山道は今まで以上にきつい傾斜となり杖がなければかなり辛いだろう。
何故かこんなところにある役の行者の像に到着して少し平坦になった。
少し歩くと再びきつい傾斜になり周囲の景色が見え始めると頂上は近い。
![]() |
![]() |
虚空蔵堂 | 役の行者 |
又少し緩やかな登りを過ぎると虚空蔵山山頂(592m)到着。
他にハイカーは居ないだろうと思っていたが、頂上付近には10人近い人が居た、、、。
山頂からは南側が良く見える、正面に六甲山系、南西、南東側の山も綺麗である。
![]() |
![]() |
虚空蔵山山頂(592m) | 山頂付近より南西方面 |
頂上付近の岩で昼食のおにぎり食べ一服、今後の予定を検討する。
このまま北上して北側の尾根沿いに下りるか、このまま引き返すか、、、。
北側へ下りると草野駅から一駅引き返さないとならないので素直に藍本に下りることにした。
![]() |
![]() |
山頂付近より南東方面 | 山頂付近より六甲方面 |
上りがきつかった分下りもあまりの傾斜に杖がないと膝に来るきつさである。
しかし、あっという間に虚空蔵堂に下りてきた、あまりに早いので一服して行く。
虚空蔵堂から先は裏参堂ルートで下りていく、ここも一部傾斜がきつく膝が笑いそうになる。
![]() |
![]() |
激下り | 裏参堂 |
杉林を抜け中国道の下をくぐり舗装路を少し歩いて藍本の駅に到着。
何となく物足りない距離だが、低山一つやとこんなもんか。
虚空蔵山 592m
標高差 582m
歩行距離 :6.2km
藍本駅 11:00 - 登山口 11:33 - 虚空蔵堂 11:53 - 役の行者 12:07 - 虚空蔵山 12:25 - 12:50 - 虚空蔵堂
13:10 - 藍本駅 13:43
登山の後は温泉へ、本日は虚空蔵山の向こう側にある今田薬師温泉へ行く。
近くは何度も通っているが何故か行くのは初めてである。
見るからに日帰り温泉の造りで加熱、消毒、循環と3拍子揃っている、、、。
カルシウム、ナトリウム、ラジウム、塩化物泉とある、少しだけ滑り感はあったが。
内湯が3つに露天風呂が2つと結構大きいので客が多くても混んでいる感じはしない。
しかし、塩素臭がきついのであまりいい気分はしない、700円、65コンドー。
![]() |
![]() |
今田薬師温泉 | ラーメン「ほうれんそう」にて〆 |
帰路は再び三田フラワーパークバイパス経由。
西宮北で〆にラーメン食べ、盤滝トンネルへの県道は渋滞中だったが
そんなものに付き合う気はなく、車を全部抜いて蓬莱境経由で帰宅した。
走行距離:103km