
2010年8月21日~8月22日 台高 大台ケ原(東大台)登山

大蛇嵓から谷を望む
2010/8/22 撮影
2010 アルバム
8月21日
涼を求めて標高の高い大台ケ原へ、早朝登山目論んで前日から行動開始。
夕方4時前出発、阪神高速池田から乗るが料金所で係員に突如止められる。
「ETCカード期限切れです」と係員、古いカードを挿していた、現金で700円支払う。
その先の豊中~梅田間の渋滞に巻き込まれずっとすり抜けモードで走行。
R309を南下し下市のオークワで晩飯買出ししR169南下、県道40大台ケ原ドライブウェイ
は所々深い霧、視界不良で速度上がらず、道端には何頭もの鹿がうろうろ。
結局8時半頃大台ケ原到着、駐車場には20台近く車が止まっている。
ビジターセンターの軒下にテント張って晩飯、缶チューハイ飲んで就寝。
しかし、車の出入り激しく、家族連れや若者の大騒ぎで眠れず。
熱帯夜から開放されてほっとしたが、山中の観光地は静かではなくがっかり。
走行距離:150km
8月22日
寝たのか寝てないのか分からぬまま3時半起床、登山準備して4時半出発。
ヘッドランプで登山道を照らし日出ヶ岳目指す、暫く歩くと湧水発見、冷たくて旨し。
尾鷲辻に着く頃には明るくなってきた、5時10分頃日出ヶ岳展望台到着。
暫くして日の出となったが周囲はガス、遠方は何も見えず、富士山どころか
大峰山系も熊野灘も見えなかった、残念。
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日出ヶ岳展望台からの日の出 |
山頂三角点と日出ヶ岳展望台 |
5時50分山頂を出発、尾鷲辻から正木峠へ、三脚で撮影している人が何人もいた。
よく晴れて清清しい、立ち枯れ木と緑のコントラストが綺麗だ。
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尾鷲辻からの展望 |
正木峠 |
正木峠から正木ヶ原へ、ほとんど平行移動で道も歩きやすい。
鹿2頭が居たが警戒しているようで近づくとすぐに逃げて行った。
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正木ヶ原 |
正木ヶ原 |
正木ヶ原から牛石ヶ原へ平行移動、ぬかるみのある所は木道が作られ至れり尽くせり。
途中に駐車場への分岐と東屋休憩所がある。
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牛石ヶ原 |
牛石ヶ原 |
牛石ヶ原を抜け大蛇嵓への分岐を進む。
尾根を下り先端まで行くと大蛇嵓到着、まさに絶景である。
落差1千mの谷と遠くには大峰山系の峰が見える。
分岐へ戻る途中、猿が何匹が騒いで木々を飛び回っていた。
分岐からはシオカラ谷へ下って行き川で一服。
冷たい水で顔を洗って次の登りの為にリフレッシュ。
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シオカラ谷へ下る |
シオカラ谷 |
よく揺れるつり橋を渡り最後の登り区間へ、最初と最後に急階段があり結構息が上がる。
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シオカラ谷のつり橋 |
最後の急登りを終えて |
大台山の家への道から売店横に出て8時半駐車場到着。
駐車場は登山や観光の車でかなり埋まって来ていた。
日出ヶ岳:1694.9m
累積標高:(+)576m (-)559m
歩行距離:7.75km
駐車場 4:35 - 日出ヶ岳(1694.9)山頂 5:10 - 5:50 - 正木峠 6:02 - 正木ヶ原 6:18 - 牛石ヶ原 6:39 - 大蛇嵓
6:52 - シオカラ谷 7:42 - 駐車場 8:15


準備していると、ビジターセンターの人が「バイクの隣にテントを張る人に声を掛けたが
居なかった云々」という話が聞こえてきた、恐らくキャンプ禁止なので注意しようとしたので
あろうが、バイクで登山に来る人間にとってはテントで寝るしかないので仕方がない。
全面キャンプ禁止と言うなら車中泊もキャンプと同じとして扱うべきである。
登山の駐車場にテントを張ってはならない、等と言うナンセンスな所はここだけではないか?
来てもらえるだけでも有難いともっと謙虚になるべきではないか?ビジターセンター。
昨夜の大騒ぎと今朝のテント話で大台ケ原の印象が変ってしまった。
観光客誘致のために道と各種施設を作り、何故か教会まである。挙句西地区立ち入り制限。
環境を守りたいなら最初から道など必要ない、役人は一体何がしたいのか?
時間はまだ9時、温泉へ行こうと考えるが、周囲の温泉はどこも11時から営業。
津風呂湖温泉が10時から営業しているようなのでそちらへ向かう。
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大台ケ原駐車場 |
大台ケ原駐車場 |
大台ケ原ドライブウェイからは 昨夜は見えなかった大峰の山々が良く見える。
R169を北上するに従い気温も上昇してきた、道の駅「杉の湯川上」でコーヒー休憩。
県道256に入り津風呂湖温泉へ。
川沿いにあり風呂からの眺め良し。サウナもあり内湯と水風呂を繰り返し入って最高に気持ち良い。
露天風呂も緑に囲まれている。泉質はあまり感じられないがゆっくり出来る温泉である。
脱衣場と自販機のある休憩所が一緒になっているのもいい。
ナトリウム-炭酸塩泉、石鹸、シャンプー、700円、75コンドー。
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津風呂湖温泉 |
帰路はR309~松原~中央環状線、中央環状線休憩所のコンビニで蕎麦昼飯して帰宅した。
連日の猛暑からは逃れられたが、やはり観光地化された山の夜は騒音だらけで不快感残る。
日の出見るなら夜明け前に到着して行く方がましか。
走行距離:160km
総走行距離:310km


