2007年4月27日~5月6日 九州、奄美大島ツーリング



九州へ行くのは3年ぶりか?今年はもう少し足を延ばして奄美大島まで行くのである。

4月27日~28日 神戸~阿蘇

6時過ぎに六甲アイランド着。バイク約20台、いつもよりかなり多いため乗船に時間がかかる。定刻7時に出発。
何故か2等室は普段より空いているので3人分使わせてもらった。6時半に大分着。
とりあえず国東半島目指し出発。杵築で武家屋敷を少し見て広域農道オレンジロードへ。
何でもない農道で見晴らしも特筆なし。飽きてきたので途中から海沿い国道へ出る。海沿いはまぁまぁの景色。
国見から県道31を南下し両子寺の山門の写真だけ撮って西へ向かう。県道29からR10を走り県道44を耶馬溪方面へ。
耶馬溪は完全に名前負けしている。行く程のものなし。R212から県道28南下。
1本目の温泉、七福温泉、宇戸の庄へ。ここは広い敷地にモール泉の露天風呂、
炭酸が多く気泡が大量に体にまとわり付くがぬる過ぎ、80コンドー。
さらにR387南下。山川温泉手前でコガオお勧めのカレー屋にて昼飯後2湯目にすぐそばの蛍の里温泉へ。
硫黄泉かけ流し?かなり熱めの好みの湯温で300円、85コンドー。その後さらに南下し阿蘇の大観峰へ。
展望台まで行って降りるとタイミングよくポポンと遭遇。一緒に3本目に内牧温泉へ。
途中の酒倉で焼酎と日本酒入手し、街中の共同湯、田町温泉へ。
路地の奥にあり非常にわかりにくい場所だったが泉質最高の黒湯に外観も飾りっけなし、90コンドー。
近くで買いだしして阿蘇の坊中キャンプ場へ。受付を済ますとタイミングよくコガオ登場。
コガオとは久しぶりの再会だった、少し寒いが焚火なしの宴会。

走行距離:285km


国東半島、両子寺の山門

阿蘇、大観峰から阿蘇山を望む

七福温泉、宇戸の庄の岩風呂 湯は金色

内牧温泉の共同湯、田町温泉 真っ黒 

田町温泉入り口

坊中キャンプ場で宴会中


4月29日 阿蘇~えびの高原

朝7時に皆起きて昨夜の食材を平らげたあと9時過ぎ出発。阿蘇火口へ行くがあいにくガス発生につき全面通行止め。
そのまま南下する。R265を椎葉まで南下し舗装林道でくねくねの続くR388へ出る。湯山温泉でそば昼飯&温泉に。
温泉は少しぬるりがあるが情緒にかける、65コンドー。人吉でもう1湯の計画だったが時間的に厳しいので直接えびの高原を目指す。
市内のスーパーで買いだし後えびの高原キャンプ場へ。温泉つきで一人1000円なり。
テントを張っているとちょうど難波さん@KDX125&後藤さん@TT-R到着。場内の温泉は茶色で塩泉のようだ。
内湯は加熱してあるが露天風呂は源泉?なのかかなり温度が低かった、70コンドー。上がってすぐ宴会突入。
コガオが声を掛けた大阪の女子も加わり無料の薪で焚火して12時頃お開きになった。

走行距離:208km


阿蘇 草千里

坊中キャンプ場の朝

阿蘇火口はガス発生のため通行止めだった

えびの高原で焚火宴会中



4月30日 えびの高原~鹿児島~フェリー

9時半出発。長崎から来ているコガオはここで離脱し帰路へ。大分の後藤さんも帰宅。
難波さん、ポポンと3台でポポンがネットで見つけたという野温を探しに行く。
霧島温泉街から少し山に入った某団体研修施設入口の川沿いにどうやらあるようだ。
岩だらけの川を上ると、そこかしこから湯煙が上がっている。入れそうな湯たまりを見つけるが源泉温度がかなり高く、
とても入れそうにない。水で薄めて足だけつかる。R223を南下し隼人で昼食。雨が心配なので鹿児島へ急ぐ。
鹿児島市内の共同湯「さつま温泉」へ入る(一応2湯目)、360円。加熱、循環、消毒の湯であった。60コンドー。
ポポンは吹上に国民宿舎が取れたということでここで離脱。鹿児島新港近くで買いだし後乗り場へ行く。
バイクは10台?人はチケット売り場でバイクは裏の小屋で支払う。バイクは現金のみ受付だった。
マリックスラインの船内は寛げるところがなく、わずかなテーブルで5時頃からビールを飲み始め10時頃まで飲んだ。
2等部屋はだだっ広いたこ部屋。寝に戻ると隣のおやじに場所占領されている。
左右とも詰まっているので前の空いているらしき場所で寝る。
しかし、隣の親父のいびきと歯軋り、強烈な揺れでよく眠れず。

走行距離:55km


霧島で見つけた、野湯。あちこちで湧いている。

桜島、右手に何故か潜水艦が、、、。

奄美大島へ行く、マリックスラインのフェリー、殆ど貨物船。

マリックスライン、2等室の様子。



5月1日 奄美大島

しけで1時間遅れ6時20分に名瀬到着。しっかり雨が降っている。屋根下にバイクを止め待合室で雨が上がるのを待つ。
難波さんに誰かから電話、どうやら先客の特別ゲストがいるらしい、まだ名前は伏せているが。
待合室で寝ていると東京の山口さん@CT-110(ハンターカブ)登場!前日から直接奄美入りしていたらしい、さすが。
雨が止むまでゆっくりして10時頃街中の喫茶店でモーニング食べ、その後小浜キャンプ場へ行く。
駐車場から波打ち際の歩道を100mほど歩いた所にあり、荷物を運ぶのは辛いがロケーションは最高。
2泊分600円を隣接施設に支払いテント設営。すでにライダー含めキャンパーが10人程来ている。
同じ船だったBMW-R1150の人もいた。今日は雨の後やし林道は止めて海沿いに北部分を回ることにして出発。
見たことのないエメラルドブルーの海の色に感激の連続だ。
休憩で寄った村の販売店のおばさんに教えてもらった「ひさ倉」で名物の鶏飯を食べる。
鶏肉のお茶漬けの様な感じだが鶏スープがおいしい、ご飯はお代わり自由。
その後、北端の笠利崎とあやまる岬を回り、名瀬へ戻ってダイエーで買いだし。
山口さんの泊まっていたホテルの風呂で入浴し戻って宴会に突入。
東屋はすでに一杯だったのでテント前で芝生に胡坐の楽スタイルで飲んだ。
夜遅くなって同じ船だった広島のWR君が来たので呼んで一緒に飲む。

走行距離:121km


劇的に綺麗な海

奄美大島の名物料理「鶏飯」@ひさ倉

北端岬 笠利崎

あやまる岬

小浜キャンプ場の東屋、テントからの眺め

奄美1泊目の宴会中、芝生。



5月2日 奄美大島

今日が本番、朝から最長ダートの奄美中央林道へ入る。噂の原生林「金作原原生林」は他の場所とそう違いはないように感じた。
奄美中央林道を最後まで走り、湯湾で昼食。そのまま海沿いに屋鈍まで走り半島の反対側へ通じる景色のいい林道を通って曽津高崎へ。
ダートの終わりにガードレールがありその先は700m歩いて岬へ。断崖絶壁のかなり怖い道のりだが景色は最高。
一応立ち入り禁止らしいが、工事のおじさんはせっかく来たからと通してくれた。
その後県道627を通り東へ抜け国道58に出て名瀬に戻った。
昨日と同じホテルで風呂に入り、買いだししてキャンプ場へ。何故か疲れていて酒進まずだが12時頃まで飲んで就寝。

走行距離:164km


奄美中央林道内の川

屋鈍から曽津高崎へ向かう林道、景色最高。

曽津高崎からの眺め 左側

曽津高崎からの眺め 右側、歩道から落ちたら即死

奄美中央林道内の巨大植物

奄美でもあまり見なかった、石壁。珊瑚か?



5月3日 奄美大島&加計呂麻島~フェリー

10時頃に撤収し国道58の旧道経由で古仁屋へ向かう。2時の加計呂麻島行きフェリーの待ち時間で近くの食堂で昼食。
店に入ると同じキャンプ場のBMWの兄ちゃんが居たので同席する。2時発のフェリーで加計呂麻島の瀬相に渡る。
南側の県道経由で生間へ行きチケット購入してから寅さん映画のロケ地のデイゴ並木を見に行く。
浜も並木も映画で観たとおりでよかったが、ロケの家までは分からなかった。
写真だけ撮って生間のフェリー乗り場へ戻り3時55分便で古仁屋へ戻る。
その後やどり浜のキャンプ場をチェックしに行く、芝のサイトだが隣に民家があり、もうひとつの印象。
帰りに砂がない石だけのホノホシ海岸に行き国道58で名瀬に戻る。フェリー受付だけしてファミレスで夕食。
マルエーラインフェリーは結構バイクが多く、船内は人で一杯。しかも風呂には湯も張っておらず再悪。
シャワーだけして焼酎飲んで偶然見つけたがら空きの団体用部屋で勝手に寝る。

走行距離:143km


小浜キャンプ場からの眺め、海沿い歩道は満潮時に波が溢れる。

加計呂麻島行きフェリー@古仁屋

諸鈍のデイゴ並木

寅さん映画撮影記念碑

でかい石ばかりのホノホシ海岸

マングローブの川



5月4日 鹿児島~熊本

鹿児島には9時前に到着。すでに弱い雨が降っている。R3、R328、再びR3を北上する。
雨が強くなり八代の道の駅で休憩。かなりの土砂降りとなり協議の結果坊中でのキャンプは諦め熊本に宿を取ることになった。
参加が判明しているMLメンバーに連絡を取り、山さんが熊本テルサに9人分部屋を確保。
すでに坊中入りしているタカツジさん、ZOUさんにも連絡。まことさんは他の知り合いにも声をかけているので坊中へ向かうとか。
結局熊本のホテルには我々3人、悪ちゃん、ノリさん、タカツジさん、ZOUさん、大山さん、dbさんの9人。
ホテルへ向かう途中、市内で悪ちゃんと遭遇し一緒に向かう。6時頃到着すると他の人は皆来ていた。
熊本テルサはネット予約で5000円、へたなビジホより安い綺麗なホテルだ。
シャワーを浴びて近くの郷土料理屋へ歩いて行く。馬肉中心に食べて焼酎飲んで盛り上がる。
2件目のラーメン屋へタクシーで移動しおいしい熊本豚骨ラーメン食し、ホテルへ戻ってZOUさんの部屋で2次会。
1時ごろ?まで飲んで就寝。もうふらふら、、、。

走行距離:195km


西郷さん@鹿児島

熊本テルサに集合

馬肉ホルモン、馬刺し、馬カツ、どれも旨い!

参加者の一部



5月5日~6日 熊本~大分~神戸

朝は二日酔いでしんどかった。ゆっくり準備し出発する人を見送り10時ごろ出発。
ZOUさんに教えてもらった七里田温泉目指しR57を東へ向かう。阿蘇が近づくにつれ渋滞となりすり抜けモードとなる。
後ろからバイクが来たと思ったら山さんだった。コンビニ休憩し大分まで一緒に行くことに。
まずは七里田温泉へ。入口でラムネ湯が別にあると聞きそちらへ行く。ぬるめだがすごい炭酸泉である。
ここまですごいのは初めてだ。でもぬるいので80コンドー。雨がぱらつき始めたので急いで長湯へ行き昼飯にトンコツラーメン。
県道412で大分を目指す。大分でキャンセル待ちの受付に向かう山さんと分かれダイヤモンドフェリー乗り場へ。
4時過ぎに行くが受付は5時から、早いので近くにある王子温泉へスタンドで場所を聞いて行くが土曜日休みだった。
もう1軒近くにある新湊温泉へ行く。マンションの1階にあり300円。湯は適度に熱く好みの温度。色も黒くいい感じ。85コンドー。
上がって一服していると山さんから電話、フェリー乗り場に来たらしい。ここの場所を教え着いたところで少し話して分かれた。
夜10時まで乗船できるかどうかわからないとか。とにかく受付する。いつもの会員3割引はGWで使えず、JAF1割引のみ。
バイクは10台くらい並んでいる。乗船するとさらに10台すでに止めてあった。2等はさすがに場所指定されていてスリッパもなし。
混んでいる、、、仕方ない。すぐに風呂入ってビールを飲む。他のライダーはよくわからず。
疲れていたのか2本で睡魔に襲われそのまま寝てしまった。
神戸に着くと雨、、、がらがらのR43をゆっくり走って帰宅した

走行距離:185km
総走行距離:1356km


宇都宮の餃子王子も銀色新幹線で駆けつけた

七里田温泉 ラムネの湯

大分 新湊温泉 湯は黒かった

大分 新湊温泉 入り口


離島へ行ったのは初めてだったがあれほど綺麗な海があるとは思っていなかった、、、。
もう少し時間があれば加計呂麻島をゆっくり回れたのが悔やまれる。
もう一度行きたくなるほど魅力的な場所だ、非常に充実のツーリングだった。