2013年7月27日 東六甲 盤滝~大藪谷~大蛇谷~小天狗山~盤滝登山



東六甲 大蛇谷

2013/7/27 撮影

2013 アルバム

7月27日

兵庫県西宮市 小天狗山

今日も暑いので、近所の短い谷へ沢歩きに行く。

11時5分出発、六甲への県道を走り盤滝の登山口にバイクを止める。
本日もジャガーシグマとファイントラックのインナーソックス、山ソックスで歩く。
ジャガーシグマには水抜き穴を開けたので性能確認が目的である。

準備して11時35分スタート。

盤滝登山口にバイクを止める 入ってすぐ渡渉

大藪谷沿いに歩いて大蛇谷入口地点でスパッツ装着。
大きな岩が転がり、倒木が多い、初っ端から随分荒れた印象の谷である

大蛇谷入口は分岐が集中している 荒れてるなぁ、、、

倒木に遮られて歩き難い沢を進むと古い石積み堰堤到着。
手前は若干小滝である、小滝を越え右手の岩を登る。

1つ目堰堤 堰堤手前岩場を登る

その先は広くなり歩き易い。
進むと2つ目石積み堰堤、ここは右の岩を使い堰堤を越える。

広くなった 2つ目石積み堰堤

その先も直ぐに3つ目堰堤あり、ここは右巻きする。
3つ目堰堤を越えると沢は狭まり、また倒木増えてくる。
4つ目の2段堰堤は左から高巻くがこの辺りから棘が多くなり非常に歩き辛い。

4つ目2段堰堤を左から高巻く 仁川右支川大蛇谷川

沢に下りて暫く行くと本日のハイライト、大蛇谷の2段滝到着。
水量はあまり多くないが、上下で結構な高さがある。
どう越えるか考えるが、左は無理、右の草を掴みながら登るしかなさそう。
滝右側を草木を掴みつつ登ると、ロープがあった。
隠れていて見えなかった様だ、早速ロープで1段滝上に上がる。
2段滝は木製梯子を使い最後はロープで上に上がる。


2段滝の先はなめ岩状の沢となり、大岩が溜まる所で空が開けて明るくなった。
疲れてきたので、岩の上で一服する。

なめ岩状となる 大岩が溜まる

大岩溜りの先を直ぐに左の護岸璧に上り進むが、木が多く端は進めないので
内に戻って大きな5つ目堰堤は左を高巻き越える。
沢に下りて少し進むと程なく6つ目堰堤、ここはステップで越える。
6つ目を越えたと思ったら、7つ目も直ぐに現れた、う~ん、何か楽しくないなぁ。
そもそも、こんな小さい谷に巨大堰堤必要なんか?

7つ目堰堤 ステップ

7つ目を越えると、大荒れの沢となり進むのに苦労する、
と思ったら8つ目堰堤、、、。。

8つ目堰堤 足元ぐちゃぐちゃ、枝ぼうぼうのステップ

8つ目を越えて行くとようやく沢らしくなり再びなめ岩状となる。
沢幅も狭まって来て足元は砂と落葉でぐちゃぐちゃになって来た。


いよいよ歩き辛い沢を進み、あと少しで終わりだが、そこからが長く感じる。
沢を詰めると、上方に人工物、針金で囲われた石篭状の物にすがって登り、
最後は左手の木々を利用して上に上がると、そこは水路だった。
水路を登り切ると芦有道路に出た、2時前やし、丁度目の前に広場があったので昼飯休憩とする。

人工物が見えてきた 水路
水路から芦有道路に出た 広場には休憩に使える大きい石があった

靴下を替え、スパッツをゴアソックスに替えて出発。
下りは小天狗山経由で戻ることにし芦有道路を少し西へ歩き、水路から再び山中へ。
熊笹生い茂るとかが尾根を通過し進む。

小天狗山へ とかが尾根の辺り

何年か前に逆ルートで歩いているが、どんな道だったかほどんど記憶に無い。
途中の展望岩から六甲縦走路方面と甲山が少し望める。
2時53分、小天狗山に到着して一服する。

唯一展望のある岩 展望岩から六甲中走路方面
小天狗山から甲山 小天狗山(557m)

小天狗山から下山にかかるが、テープに惑わされて予定していた
入渓した辺りに下るルートとは違うルートに入ってしまった。
所々テープあるしこのまま進めば県道に出そうなのでそのまま下る。
下り切るとカーブNo.133の所に出た。
県道を歩いて盤滝を撮影、3時26分バイクに戻った。

カーブNo.133 盤滝

小天狗山:557m
累積標高差:502m
歩行距離:6.0km
所要時間:3:53

盤滝登山口 11:35 - 大蛇谷入口 11:46 - 2段滝 12:21 - 芦有広場 13:58 - 14:19 -
小天狗山 14:53 - 県道 15:16 - 盤滝登山口 15:26





ちょっと寄り道してから帰宅した。

マイナーな大蛇谷は水量少なく堰堤多く棘だらけであまり楽しい谷ではない。
唯一2段の滝が滝らしく涼しげであった。
周辺にはまだマイナー谷があるのでまた沢歩きに行こう。

水抜き穴を開けての検証結果はまぁまぁ、中まで完全に濡れるのは変わらないが、
靴下の保水量が減ったので少しはましになったのかも知れない。

走行距離:15km