
2013年9月21日~22日 因幡 国峰行者山ツーリング

鳥取砂丘
2013/9/22 撮影
2013 アルバム
9月21日
鳥取県岩美郡岩美町大字荒金 行者山
鳥取県東部の行者山は国峰と呼ばれ三徳山と共に鳥取を代表する修験霊場だそうである。
山頂近くに役の行者像があると言うので参拝に出掛ける。
9時出発、中国道~鳥取道を走り鳥取市内を抜けてR9を東へ。
砂丘近くのコンビニポプラで昼飯調達しておく。
岩美町からK37を南下し荒金集落から川沿い林道を走り登山口へ。
堰堤下まで車が入れるらしいが、道が荒れている為手前の道端にバイクを止める。
準備して1時スタート、荒れた林道を川沿いに進む。
暫く行くと「行者堂」の案内板があり入山地点を示している。
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荒金川沿い林道にバイクを止める |
行者堂の案内板 |
矢印の通り下りて渡渉すると直ぐにお堂があった。
「弁天堂」とある、明治まで女人禁制だった為女性の参拝はここまでだったらしい。
更に進むと丁石発見、「右ハ 行者ろ」とある。
その前には登山口13丁とある、昔から登られていた証だ。
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弁天堂 |
「右ハ 行者ろ」と彫られた石 |
登山道を登ると一気に急登となり初っ端から辛い。
尾根近くを進み八丁看板に着いた所で目前に大きな角の鹿と遭遇、鹿は直ぐに逃げた。
道は徐々に厳しくなり危険箇所にはロープがある。
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銚子口と書いてある看板あり |
銚子口の上 |
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ロープあり |
ロープあり |
尾根を進むと右下へ下るロープ、役の行者へは一度下り山肌をへつりながら進む。
右は傾斜が急で足元も緩く滑り易く道は幅も狭い、まさしく命綱が続く。
谷が狭まった所へ来ると土砂が崩れて道とロープが無くなっていた。
崩れやすい土砂を注意して進みなんとか谷へ着いた。
しかし、ここから先が分からない。
右方向へ更にへるつにも右の斜面は土砂崩れで行けそうに無い。
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谷へのロープ、道は土砂で埋っている |
右手は土砂で埋っている |
唯一行けそうな谷筋へ向って見る。
テープもマーキングも無いが何となく踏み後らしい所を進むと二丁発見。
やはり谷筋であっていた、その後も歩けそうな谷筋を進むと
大きな角の鹿がヌッと首を出し目が合った、驚いた鹿はまた直ぐに逃げた。
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二丁のお地蔵さん? |
谷筋は自然のまま |
少し進むとロープ発見、良かった撤退せずに行けそうだ。
ロープは方向を変えながら上方まで続いている。
ロープを頼りに登っているとさっきの鹿が何度もケーンケーンと鳴いている。
ロープを登り切る所で上方に行者堂が見えてきた。
少々迷いながらも2時15分行者堂到着、行者堂の先の奥の院大日堂にも役の行者像。
役の行者に御参りして、一服昼飯休憩とする。
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最後のロープを登る |
行者堂が見えた |
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役の行者と前鬼、後鬼 |
この窪みは削ったのか自然なのか? |
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役の行者 |
焼けた木片が祀られている |
2時38分下山開始、下りも急で滑り易いので気を抜けない。
土砂崩れ地点と犬戻し犬返しと呼ばれる地点は特に気を使う。
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行者堂から下る |
犬戻し犬返し |
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滑るのでロープがないと不安 |
銚子口 |
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登山口まで下りて来た、手を洗う |
正面が行者山か? |
下りロープの方が危険であったが何とか無事に林道に出てきた。
のんびり歩いて3時15分バイクに戻った。
行者堂:384m
累積標高差:346m
歩行距離:3.9km
所要時間:2:15
林道脇 13:00 - 行者山登山口13丁 13:16 - 八丁 13:30 - 二丁 14:01 - 行者堂 14:15 - 14:38 -
行者山登山口13丁 15:09 - 林道脇 15:15


鳥取県岩美郡岩美町岩井 岩井温泉
かなり汗をかいたし、いい時間なので温泉へ行きたい。
一番近い「岩井温泉」へ向う、荒金からK197~R9と走り久し振りに
「ゆかむり温泉」へ、以前とは場所が隣に移り建物も新しい。
内湯は熱い湯とぬるい湯2つあるが窓は閉めっぱなしで暗い、前の方が良かったな。
湯には特に特徴は感じられない、Ca・Na-硫酸塩泉、石鹸シャンプーなし、300円、75コンドー。
鳥取県鳥取市浜坂1157 柳茶屋キャンプ場
岩美のトスクで買出しして、今夜の野営地である鳥取砂丘柳茶屋キャンプ場へ向う。
着いてみるとファミキャンテントに占領されている状態。
奥のほうに場所を見つけテント張ってのんびり呑み出す。
普段の野営ではあまり聞かない子供や若者の騒ぎ声をBGMに就寝。
走行距離:222km
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ゆかむり温泉 |
柳茶屋野営場 |
9月22日
7時起床しのんびり朝食取り撤収。
本日は帰るのみ、時間があるので温泉でも寄って行こうと検討。
何度も近くを通りながら行った事なかった浜坂の「七釜温泉」に決定。
9時出発しR9~R178で浜坂へ、走ってると涼しい。
兵庫県美方郡新温泉町七釜524 七釜温泉ゆーらく館
「七釜温泉ゆーらく館」は新しい建物になっていて綺麗である。
熱い内湯と露天湯と露天釜湯は源泉掛け流しで良く温まる。
湯は少し緑色だが特に特徴なし、Na・Ca-硫酸塩泉、石鹸シャンプーあり、
500円、75コンドー、泉質は岩井温泉と同じだった、、、。
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鳥取砂丘 |
七釜温泉ゆーらく館 |
その後はR9をひた走る、ループ橋の南でスピード取締中、危ない危ない。
養父から山東まで北近畿豊岡道を走り遠阪峠経由で道の駅青垣で一服。
R176~県道で篠山へ、観光客多くそのまま通過。
兵庫県篠山市 鰐市ダム
近くの湧水を汲んで帰ろうと小金ヶ嶽近くの鰐市ダムへ行き湧水入手。
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湧水は鰐市ダムの一番奥の駐車場 |
2本のホースから大量に湧いている |
その後、西谷経由で帰宅した。
行者山の行者堂は流石に役の行者開山だけあって楽に行ける場所ではなかった。
テープやマークがあれば安全性は向上すると思うが、、、。
走行距離:205km
総走行距離:427km


