2014

2014年5月17日 但馬 行者岳(岩屋観音~行者岳~行者堂跡~行者岳~岩屋観音)登山



但馬 行者岳山頂から多々良木ダムを望む

2014/5/17撮影

2014 アルバム

5月17日

兵庫県朝来市多々良木 行者岳


但馬の岩屋観音と行者岳に行く、行者岳北側尾根に役の行者像もあるらしいので御参りもしたい。

9時15分出発、蓬莱峡~三田バイパス~西脇へ県道を快走し西脇のコンビニで休憩&昼飯入手。
R427~K8~R312を北上し岩屋観音を目指す、天気良く、薄いウィンブレ一枚で十分だ。
獣避けゲートを開けて岩屋観音の駐車場にバイクを停める。

準備して11時42分スタート、境内に上がると直ぐに石段があり、上に岩屋観音らしき建物が見えて居る。
先ずは岩屋観音から見学、岩肌にへばり付く建物は非常に面白い。

岩屋観音駐車場にバイクを停める 境内入った所
石段下から岩屋観音 岩屋山鷲原寺奥の院岩屋観音

右側のお堂の上にテープが見えたので行者岳に行けるかと思い登って見るがどうも違う様だ。
一旦戻ってスロープを下ると行者岳登山口看板があった。
入口には遊歩道とあったが、荒れた感じの沢沿いの道で歩き難い上暑い、、、。
次第に沢から離れ植林地帯を進むと行者岳まで1kmの看板。

沢近くは歩き難い道が続く 徐々に傾斜が付いてくる
植林区間となる 行者岳まで1000m、ここまで2kmだった

尾根を登り稜線に出ると風が通り涼しくなった。
左右に展望は余りないが右にダム湖がちらちら見える。

尾根を登る 気持ち良い稜線を歩く
新緑の稜線 歩き易い

稜線を北へ歩き、三角点のある小ピークを越えて、1時前に行者岳(786m)到着。
電波反射板の為に切り開かれた北東方面に多々良木ダムが見える。
景色を見ながら昼食&一服休憩とする。

行者岳(786m)山頂 行者岳から多々良木ダムを望む

次は行者堂跡へ向けて稜線をさらに北へ行く。
北東へ下る尾根の上にある大岩からの展望も良い。

北尾根上の大岩からの展望 北尾根上の大岩からの展望

大岩横の分岐を北へ下ると初っ端からロープが続く激下り。
鞍部までほぼロープに頼って下る。

尾根をロープで激下りする ずっとロープが続く

鞍部を越え細尾根を進んで行くと何度か展望の良い岩があるが、足元は切立っている。
その先は太い鎖の激下りがある。

尾根を進む 雰囲気良し
展望岩、端には近づけなかった。 太い鎖で下る

鎖場の先は大岩を回り込んで更に2本の鎖が続く、、、また元に戻る事を考えるとだんだんげんなりしてきた。
尾根を進むがいつしかテープが消えルートが不明となった。
地図では大岩の先に更に尾根が続くのでとりあえず東側へ下り進むとテープが見えた。

大岩を右から巻いて行く 更に鎖の下りが続く
尾根を進む 先へ進めなくなり東側へ下りる

行者堂跡はどこにあるのやら?この辺りだと思うが見つからない。
テープの先は更にロープで下って行く。
進むと路傍に石仏が現れだした、展望の良い岩場の激下りを過ぎて更に2体の石仏。
これはもしかして、丁石仏ではないのか?だとしたら、行者堂跡は既に過ぎていると思われる。
時間も2時を回ったし、タイムオーバーである。この時点で引き返す事にした。

テープの先は更にロープで下り 岩場の激下りとなる
展望良い岩場上から北方面 展望良い岩場上からダム湖
路傍の石仏 路傍の石仏

下って来た岩場を登り返しテープに従い今度は大岩の西側を進む。

岩場を登り返す、右下は何もなく緊張する 展望の良い岩場を登る
ロープを登り返す 大岩の先っぽの西側を通過し戻る

進むと、目前に広場と祠が現れた。
大岩の西側にあった様だがどこから行けたのかわからん。
岩肌に何体もの石仏があり岩の切れ目の一番上にも祠がある。
危なっかしい梯子を登り祠内部を見ると5cm程の小さな石仏か木像だがの役の行者?御参りする。
何度も上下して疲れたのでここで一服する。

行者堂跡の祠 奥の岩場の一番上まで上がる
岩場の祠内の役の行者?小さくて分からん。 岩壁面上方にも役の行者?
祠の内部、きちんとお供えもある 壁面の石仏

上方を見るとロープがあり本線らしい、ロープを登ると更に尾根上までずっとロープ。
後山の行者コース並に長いロープを休み休み登ると見た風景。
鎖で下りた大岩の所だった、先にテープが見えたのでロープに気付かなかった。
大岩の左下は大きなキレットに見えたのでまさかロープがあるとは、、、である。

行者堂跡からロープで尾根に上る 長~~~いロープが続く

鎖場を登り、尾根を登り、最後の長いロープ区間を登って稜線に戻った。

鎖場を登り返す 展望岩がらダム湖
細尾根を登り返す 最後のロープ区間

来た道を引き返し行者岳で少し休憩し下山にかかる。

岩場の緊張感から開放されのんびり歩く ただ下るのみ
崩れた谷は少し巻いて越える 岩屋観音に下りて来た

予定以上に時間がかかり3時43分にバイクに戻った。

行者岳:786m
累積標高差:843m
歩行距離:8.0km
所要時間:4:05

岩屋観音駐車場 11:42 - 行者岳1km看板 12:35 - 稜線 12:39 - 行者岳 12:57 - 13:10 - 北尾根分岐 13:27 -
北尾根引返し点 14:10 - 行者堂跡 14:21 - 行者岳 15:04 - 稜線分岐 15:17 - 岩屋観音駐車場 15:43





岩屋観音の解説を読むと開山は法道仙人とある、行者堂跡とここの関係は分からないが、
もしかしたら行者堂に祀られているのは法道仙人かもしれない。
高下駄に巻物、錫杖を手にしている姿は役の行者なのだが、、、。
真偽は不明のままだが、楽しかったのは言うまでもない。

帰りは来たルートで戻る、多可町の松か井の水を汲んで西脇のコンビニで休憩。
その後も同じルートで帰宅したが、結構寒かった、、、。

走行距離:202km

R312沿いの岩屋観音参道入口 松か井の水

2014